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ラスト・イニング

ラスト・イニングラスト・イニング
(2007/02)
あさの あつこ

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後日談、読みました。
主役、というかメインが瑞垣君なのでそれはもう楽しく読みました。
この子はものすごく頭がよくて口も達者で器用なのに
目の前の敵わない才能に「もうやめてくれ」と逃げることを決めていたり
すごくサディスティックに破壊的なことを考えてるところが
なんだか少年ぽくていいなあ、と思います。
少年というか、成長期、思春期の葛藤でしょうか。
巧君をなぐったところの取り乱し方とかほんとよいです。
海音寺君じゃないけど「案外ガキだな」と安心するのです。
実際門脇君もなぐっちゃうしね、よいですね。
単純にこの子とか吉貞君、青波あたりがでてくると
会話のテンポがぐん、とよくなって読んでいとても楽しくなります。

後日談、ということで最終巻でぼやかされていた最後の試合の結末がでて
とってもすっきり、やっぱりこういうのはちゃんと書かないと!
巧君と豪君の迫力が化け物じみていて感慨深いです。
最初の頃の苺吐いたり、私刑うけて震えてたりしたあの巧が!
それを介抱してた優しくて頼りがいのある豪ちゃんが!!
豪が変わることで巧も変わって、
バッテリーの絆も強くなったけどもう楽しく野球には戻れない。
全編通して、豪君があんまり暗くなっていくもんだから
気の毒というか、もうほんとにやめなよ、と思ったりもしてたのですが
瑞垣君に一目置かれるこんなに不敵な少年になってしまって
おばちゃんはたいへん複雑です。
門脇君もえらい決断してしまったみたいだし
巧は罪作りな男だのう、先生にも羊にももててるしのう。
後書きとかを読むに作者さんは
そんな周囲を巻き込む、才能に満ちた
選ばれた少年を書きたかったようなのでまったく納得なのですが。

また短編とか書かれることはないのかなあ、
この子たちのその後もとても気になります。
巧豪の新田vs瑞垣率いる横手の試合とか
2年後の巧と門脇君の対決とか、
そんな可能性を残した憎い終わり方でした。
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ラスト・イニング あさのあつこ

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トラックバックありがとうございます

やり方をすっかり忘れてしまいちゃんとできているか自信がないのですが
こちらもトラックバックさせていただけているでしょうか。
つたない感想を見つけていただきありがとうございます。
プロフィール

Author:えとう
超インドア人間、人形者歴約6年。本読んだり人形愛でたりして貴重な日々を実りなく過ごしています。人形は現在20体+α。飽和しています。

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